イタイイタイ病が国外でも発生

イタイイタイ病に似た症状が、中国長江の支流で発生していることが判明しました。


これは、長江南部の湖南省を流れる湘江に工場からカドミウムが流入した為だと思われます。


共産主義青年団の機関紙「中国青年報」で報じられたことによりますと、湘江の河川工事が原因で、沿岸にある精錬工場からカドミウムを含む排水が大量に流出して、流域の一部で基準の22〜40倍のカドミウムが検出されたという事です。


この工場は2004年から小規模なカドミウムの排出を続けていたとの情報もあり、工場廃水を川に流すことでいかに人間や自然環境に悪い影響を与えるのか思い知らされた気がします。


イタイイタイ病は日本だけに発生した公害病だと思っていましたが、まさか中国でも同じような事が起きているとは本当に驚かされました。


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イタイイタイ病と私たちの環境

富山県神通川流域でイタイイタイ病を引き起こしたカドミウムとは、亜鉛の鉱石に多く含まれるもので、鉄や銅のメッキ、黄色の塗料、充電式電池などに用いられている重金属と呼ばれるものです。


人体に被害を及ぼしたイタイイタイ病は、鉱山や精錬所など人の活動によって環境中へ排出されたものや、いろいろな原因により河川の底に蓄積されたものなどが、水田の土壌に蓄積して、農作物を汚染して人間の体内に蓄積されることによって起こりました。


イタイイタイ病の原因は主にお米で、カドミウムや鉛などの重金属は、もともと人体にないものなので、体内に入っても排出することができない為に、体に蓄積して発ガンなどの有害な症状を起こすことが多いのだそうです。


イタイイタイ病で特に女性の人が大きな被害を受けました。

なぜなら女性は男性に比べて骨を溶けにくくする男性ホルモンが少く、また妊娠している場合には、自分の骨を溶かして胎児の骨を作るため、より深刻な症状を引き起こすのです。

女性にとってはより怖い病気ですね。


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イタイイタイ病の原因と広がる健康被害

イタイイタイ病は富山県の神通川流域で起こりましたが、その原因であるカドミウムによる腎臓障害はカドミウム汚染が起こっている各地で見られているようなのです。


その後の調査によれば、イタイイタイ病は神通川流域にとどまらず、長崎県や石川県、兵庫県などでも見つかっているというのです。非常に怖いことですね。


化石燃料の燃焼や金属精錬所、一般廃棄物焼却炉、最終処分場からの飛散・流出によって生じるカドミウム汚染は、今でも多くの危険をはらんでいます。


イタイイタイ病の原因となったカドミウムは、顔料(色素)や塩化ビニルの安定剤として使用されていて、また電池(例えばニッカド電池)などにも使われているので、電池は危険物として取り扱ったほうがいいですね。


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イタイイタイ病とカドミウムについて

イタイイタイ病は、1968年当時の厚生省によって日本の公害病第一号として認定された病気です。


イタイイタイ病の原因は、亜鉛鉱山の鉱石にふくまれるカドミウムという重金属元素であり、これが岐阜県から富山県に流れる神通川流域に流れ出し、農業用水を通って、米、大豆などの作物に吸収されて、人がそれを食べたことによります。


カドミウムがふくまれた水を飲み、米や大豆を食べ続けた人たちの身体にカドミウムが蓄積すると、腎臓を害し、カルシウムの再吸収がうまくできなくなってしまうのです。


そのために、骨折しやすくなり、症状がすすむと触るだけで骨が折れるようになり、患者が「痛い痛い」と言うことから「イタイイタイ病」と名づけられるようになったのです。


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イタイイタイ病とは?

イタイイタイ病とは、富山県の神通川の中流域で1920年代から発生し、1950年代の頃から注目されるようになりました。


イタイイタイ病の原因は、「カドミウム」という、重金属によって引き起こされる骨の病気で、骨が柔らかくなって、体のあちこちで骨折し患者がいつも痛い痛いっと叫ぶのでこの病名がつけられました。


イタイイタイ病がどこから発生したかといえば、それは神通川上流の岐阜県神岡町にある三井金属鉱業神岡鉱業所というところからカドミウムが神通川に流れ出しました。


とても不幸なことに、神通川の中流域では川の水をかんがい用水や飲料水として使っていたので、カドミウムが農作物や飲み水を通して体内に蓄積されていったために、イタイイタイ病を引き起こす原因になったのです。


原因を突き止めるには長い年月がかかりました。


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