イタイイタイ病とカドミウムについて

イタイイタイ病は、1968年当時の厚生省によって日本の公害病第一号として認定された病気です。


イタイイタイ病の原因は、亜鉛鉱山の鉱石にふくまれるカドミウムという重金属元素であり、これが岐阜県から富山県に流れる神通川流域に流れ出し、農業用水を通って、米、大豆などの作物に吸収されて、人がそれを食べたことによります。


カドミウムがふくまれた水を飲み、米や大豆を食べ続けた人たちの身体にカドミウムが蓄積すると、腎臓を害し、カルシウムの再吸収がうまくできなくなってしまうのです。


そのために、骨折しやすくなり、症状がすすむと触るだけで骨が折れるようになり、患者が「痛い痛い」と言うことから「イタイイタイ病」と名づけられるようになったのです。



イタイイタイ病が発生したのは大正時代からで、戦争や戦後の高度成長期になるにつれ川に流されるカドミウムの量も増え、被害が広っていきました。


認定されたイタイイタイ病の患者は184人(2000年5月現在)にものぼり、今後も患者数は増えることが予想されます。なぜならカドミウムは長期間人体に蓄積され続けるためです。


また、イタイイタイ病までにならなくても腎臓障害などの、カドミウムによる健康障害を引き起こす事が考えられます。


カドミウムの人体障害はイタイイタイ病だけではなく、腎尿細管障害、骨軟化症、骨粗鬆症など、死亡リスクの増加が起こるのです。


カドミウムは身体に蓄積してはじめて障害を起こすので、年齢が高くなってから影響大きくなる為に、特にお年寄りの女性は注意が必要です。
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