イタイイタイ病の原因と広がる健康被害

イタイイタイ病は富山県の神通川流域で起こりましたが、その原因であるカドミウムによる腎臓障害はカドミウム汚染が起こっている各地で見られているようなのです。


その後の調査によれば、イタイイタイ病は神通川流域にとどまらず、長崎県や石川県、兵庫県などでも見つかっているというのです。非常に怖いことですね。


化石燃料の燃焼や金属精錬所、一般廃棄物焼却炉、最終処分場からの飛散・流出によって生じるカドミウム汚染は、今でも多くの危険をはらんでいます。


イタイイタイ病の原因となったカドミウムは、顔料(色素)や塩化ビニルの安定剤として使用されていて、また電池(例えばニッカド電池)などにも使われているので、電池は危険物として取り扱ったほうがいいですね。



日本は世界一のカドミウム消費国で、年間約8000トンを消費し、この量はアメリカの4倍で、その8割が電池に使われており、電池の7割は輸出されるために、日本では、年間約3000トンのカドミウムが電気製品として出回っているのです。


これらのカドミウム製品は最終的に廃棄物となるために、廃棄物の焼却炉や最終処分場が汚染源となる可能性が大いにあるので、とても深刻な問題ですね。


現実にカドミウムなどの重金属が最終処分場から漏れだしたという報道があるだけに、何とかしてほしい気持ちでいっぱいになります。


イタイイタイ病だけでなく、カドミウムによる人体被害はほかにも色々考えられます。


カドミウムの吸入により肺癌が発生することが知られてていて、動物実験でその危険性が実証されています。


アメリカ環境保護庁はカドミウムを人間で発癌の可能性が高い物質として認定しています。


今でもイタイイタイ病を引き起こしたカドミウムは、私たちの日常生活を脅かし続けているのは事実だと思いますので、警戒すると共にカドミウムを使った製品の購入は可能な限り避けたほうがいいですね。

この記事へのコメント
すごい病気でイタイイタイ病には、絶対にかかりたくないです。

Posted by at 2010年02月28日 19:55
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