イタイイタイ病が国外でも発生

イタイイタイ病に似た症状が、中国長江の支流で発生していることが判明しました。


これは、長江南部の湖南省を流れる湘江に工場からカドミウムが流入した為だと思われます。


共産主義青年団の機関紙「中国青年報」で報じられたことによりますと、湘江の河川工事が原因で、沿岸にある精錬工場からカドミウムを含む排水が大量に流出して、流域の一部で基準の22〜40倍のカドミウムが検出されたという事です。


この工場は2004年から小規模なカドミウムの排出を続けていたとの情報もあり、工場廃水を川に流すことでいかに人間や自然環境に悪い影響を与えるのか思い知らされた気がします。


イタイイタイ病は日本だけに発生した公害病だと思っていましたが、まさか中国でも同じような事が起きているとは本当に驚かされました。



日本で起きたイタイイタイ病は、大正時代より起きた公害病ですが、最近中国でもこのような病気に苦しめられている中国の人たちがいるというのですから、本当に心が痛みます。


地元の湘潭市当局によりますと、イタイイタイ病の症状とみられている、全身の骨がもろくなる骨軟化症や腎臓障害などが、流域に住む住民に出ていて、中には全身56カ所を骨折し死亡した人もいました。


イタイイタイ病の他に中国では、各地で河川汚染が相次いでいるのですが、住民の具体的な健康被害が報じられるのは本当に稀なことなのです。


カドミウムってとても危険な物質なんですね。中国の一刻も早い汚染対策を期待したいです。

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